こんにちは!プリングルスです。
一口馬主のクラブである「ユニオン・オーナーズ・クラブ」の紹介をしていきたいと思います。
また、同クラブは「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」とも呼ばれています。
ユニオン・オーナーズ・クラブ
2021年にはレイハリア、スマッシャーが重賞を制覇し、注目度も再び上がってきました。
社台グループ最盛期の現代競馬で、日高の馬の活躍を見るとなんだか嬉しく感じますね。
クラブ概要
ユニオンは一口馬主で言う、牧場系の小口クラブです。
牧場系でも牧場集合系と称されています。
ここでの集合系はもちろん、日高にある牧場です。
各牧場が競走馬を提供し、募集が決まります。
募集馬には中央競馬所属と地方競馬所属の競走馬がいます。
募集口数は200口~500口等、募集馬によって様々です。
募集時期は7月上旬に開始されます。
一次募集は抽選で行われ、期間がおよそ5日間あります。
一次募集で満口にならなかった募集馬はその後、通常募集で先着順に出資をすることができます。
通常募集は翌年の5月末まで行われており、1年中入会のチャンスは残っていますね。
また、新規枠は募集口数の3%を用意されています。
募集口数自体がバラバラなのでこういう制度になっています。
200口募集なら6口、500口募集なら15口と、人気馬に出資したい新規にはかなり厳しい印象を受けます。
会員特典
- 命名権
- 口取り式の参加権利
- 牧場見学
- 優勝記念グッズの購入
- アロースタッドの種牡馬見学時間の優遇
- レンタカー会社の割引
- 星野リゾートトマムに特別料金での宿泊
アロースタッドにはシニスターミニスター、ワールドエース、エポカドーロなどの多くの種牡馬がいるので、見学できるのは嬉しい特典ですね。
料金体系
初回は入会金22,000円と馬代が必要となります。
そして毎月の月会費として3,300円が必要となります。
維持費は中央所属馬では月60万円を募集口数で割り、出資口数分を支払う仕組みになっています。
例えば200口募集なら3,000円、500口募集なら1,200円となっています。
また、地方所属馬も同様に月40万円を募集口数で割り、出資口数分を払うことになっています。
次にエポカドーロを出資した際の大まかな概算を紹介します。
入会金:22,000円
馬代:90,000円
月会費:3,300円
維持費:1,200円(中央所属500口募集)
まとめると、
初回:112,000円(入会金+馬代)
月々:4,500円(会費+維持費)
これに加え、以下の保険料がかかります。
保険料:3,000円/年(馬代の3%)
エポカドーロの出資では保険料を含め3年間で28万円必要となります。
配当金は約40万円ですね。
募集金額もかなり強気なので、回収率自体はそこまで良くはないですね。
オルフェーヴル産駒で4500万は今でもかなり高額だとは思います。
さいごに
ユニオンはかなりの相馬眼が必要なクラブだと思います。
一定の活躍馬は出していますが、勝ち上がり率は例年20%前後です。
一口馬主の経験が豊富な玄人が入会するクラブかなと僕は思います。
なので、初心者にはあまりオススメはできないです。
日高を応援したい人や馬の相馬眼に自信がある方にはオススメなクラブです。
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