こんにちは!プリングルスです。
今回はイギリスにある「アスコット競馬場」を紹介します。
アスコット競馬場
競馬場名:アスコット競馬場
場所:イングランド、バークシャー州
コースレイアウト
メイントラックはほぼ三角形になっています。
右回りで、1周は14ハロン(約2816メートル)です。
三角形の形をした競馬場なので、コーナーは3つしかありません。
第2コーナーと第3コーナーにはポケットがあり、9種類の距離設定が可能となっています。
直線は2.5ハロン(約503メートル)あり、登り坂になっています。
アスコット競馬場の最大の特徴は、最高地点とゴールとの高低差が22.5メートルもあることです。
急坂で知られている中山競馬場の4.3メートルの約5倍もあります。
それ故にレース自体もかなりタフなものになります。
6月にはアスコット競馬場の代名詞である「ロイヤルアスコット開催」が行われています。
ロイヤルアスコット開催は5日間あり、毎日G1レースが開催されています。
観客はドレスコードが必須であり、競馬場内でのエリアごとの正装やルールも設けられています。
イギリスの皇室が主催しているもので、開催時にはエリザベス2世も訪れています。
G1レース紹介
- キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス
時期:7月
年齢:3歳以上
距離:芝2406メートル
1着賞金:約50万ポンド(約7500万円) - クイーンエリザベス2世ステークス
時期:10月
年齢:3歳以上
距離:芝1609メートル
1着賞金:約37万ポンド(約5550万円) - プリンスオブウェールズ
時期:6月
年齢:4歳以上
距離:芝2004メートル
1着賞金:約15万ポンド(約2250万円) - チャンピオンステークス
時期:10月
年齢:3歳以上
距離:芝2004メートル
1着賞金:約43万ポンド(約6450万円)
アスコット競馬場で一番に思いつくG1競走と言えば、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスですよね。
日本からはこれまで合計6頭の競走馬が挑戦しました。
結果はハーツクライの3着が最高で勝つことはできていません。
日本よりもタフな競馬場なので、馬場適正で欧州調教馬に勝つことは難しいですね。
また、斤量面でも古馬の牡馬が60kg、古馬の牝馬が59kgと馬場も含め日本との違いを痛感します。
最近ではシュヴァルグランが挑戦し、海外競馬を楽しむことができましたね。
さいごに
アスコット競馬場にはゴールドカップというG1競走があります。
4014メートルもあり、グレード制における平地競走で一番長い距離を走る競走です。
日本調教馬では2004年にイングランディーレが挑戦しており9着に敗れています。
世界最長のG1レースをいつか、見に行ってみたいですね。
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