こんにちは!プリングルスです。
今回はアイルランド、キルデアにある「カラ競馬場」を紹介します。
カラ競馬場
競馬場名:カラ競馬場
場所:アイルランド、キルデア
コースレイアウト
芝コースのみで右回りと直線で競走が行われます。
コースは蹄鉄型をしており、周回コースはありません。
「プレートコース」、「ダービーコース」、「内回りコース」の3つのメインコースがあります。
最長3219メートルの距離設定ができ、1マイルの直線コースが特徴的です。
また、3つのメインコースは3コーナーで合流しており、直線は平坦で約500メートルになっています。
直線以外は起伏の激しいコースになっており、日本の馬場と比べて一層タフさが求められています。
カラ競馬場ではアイルランドのクラシック競走の全てが行われています。
1000ギニー、2000ギニー、ダービー、オークス、セントレジャーの五大競走が行われ、アイルランドにおける主要な競馬場になっています。
また、五大競走でもセントレジャーのみ古馬も出走することができます。
3歳秋で有力な競走馬は凱旋門賞など、より賞金が高い国際競走を目指します。
そのため9月に行われている同レースの出走レベルが下がり、古馬が参加できるようになった歴史があります。
そのためアイルランドの競走では三冠馬がかなり少ないです。
種牡馬になった際にはセントレジャーよりも欧州の主要な国際競走の方が評価されると思うので、仕方ないですがどこか寂しくも感じます。
G1レース紹介
- アイリッシュ2000ギニー
時期:6月
年齢:3歳
距離:芝1600メートル
1着賞金:約14万ユーロ(約1,800万円) - アイリッシュダービー
時期:6月
年齢:3歳
距離:芝2400メートル
1着賞金:約42万ユーロ(約5,400万円) - アイリッシュチャンピオンステークス
時期:9月
年齢:3歳以上
距離:芝2000メートル
1着賞金:約42(約5,400万円) - アイリッシュセントレジャー
時期:9月
年齢:3歳以上
距離:芝2800メートル
1着賞金:約23(約3,000万円)
さいごに
アイルランドの競馬のレベルは非常に高いです。
ガリレオ、シーザスターズといった名馬を輩出しており、現在の欧州にはなくてはならない名種牡馬でもあります。
また、2021年のジャパンカップにはアイルランドからブルーム、ジャパンの2頭のG1馬が出走しました。
結果は惨敗でしたが、日本馬が凱旋門賞に挑戦するような感覚だと思いました。
この結果から欧州と日本の差は確実に縮まっていると思いますが、適正という溝はハッキリしてきたように感じました。
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