こんにちは!サリーナです😊💖
先日、地方競馬の厩務員さんにインタビューをしてきました!
たくさん為になるお話を聞かせてもらい、勉強になりました😌
今回はインタビューの前編を記事にしましたので、ぜひ読んでいってください!
厩務員さんにインタビュー!
自己紹介
初めてまして。厩務員Xです!
地方競馬の厩務員をやらせてもらっております。よろしくお願いします。
経歴としては育成牧場で10年近く働き、とある地方競馬場で何年か働かせて貰ってます。
普段は調教や追い切り、ゲート練習などにも乗ってレース以外はほとんど全て任せていただいています。
これといって趣味はないですが…競馬好きから厩務員になったので土日は中央競馬を買ったりします^ ^
そして地方競馬(働いて稼いだ)のお金を中央競馬にせっせと貢いでおります笑
またディープインパクトの世代から競馬を始めたのでディープインパクトが1番好きです♪
唯一ジャパンカップだけこの馬を見に競馬場に行ったのですが、あまりの人の多さに全く馬を見れず…
引退して種牡馬になってから1度でいいから会ってみたかったのですが、叶わぬまま亡くなってしまい本当に残念でした。。
厩務員を目指したきっかけ
当時大学生だったのですがとある事情により就職しなくてはならなくなり就活をしていたのですが、自分がどんな仕事に就きたいか?
昔から体を動かすのが好きなので、オフィスワークより現場系。
成果を上げた分だけ給料が上がる、それでいて基本給もそこそこ高い。
休みはそれほど多くなくていい。馬が好き。
よし‼️厩務員を目指そう‼️
こんな感じです。
当時は若かったのでちょっと自分に合わないと思ったらまた違う仕事をすればいいと思っていたので、割とすぐに決めたと思います。
大変なこと
やはり朝が早い事がまず1番です。
競馬場によって朝の調教の時間が違いどこの競馬場かわかってしまうので言えませんが、かなり早いです。
皆様が寝る時間から仕事をする競馬場もありますし、夜明け前くらいから仕事する競馬場もあります。
この違いは調教馬場に照明設備が備わっているかどうか?です。
それ以前になぜ朝早い時間に調教するかですが…
それは馬が暑さに弱く寒さに強い為です。
出来るだけ涼しい時間に調教しないとバテてしまうので。。
ちょっと話がそれましたが、、、
あともう一つ大変な事があります。
馬は危険🐎
体重500キロくらいの動物を扱う仕事です。
本当に危険と隣り合わせです。
馬はかる〜く蹴ってるつもりでも人間の骨が折れるくらいのパワーがあります。
草食動物ですが噛む力もハンパじゃありません。
生のにんじんを臼歯で噛み砕くくらいのパワーがあります。
過去に指を食いちぎられた人、耳を食いちぎられた人を見たことがあります。
幸い僕は今のところ大きいケガはありませんがいつ起こってもおかしくありません。
人間の事を覚えていて賢く、とても可愛い動物ですが、それと同時にとても危険な動物なのです。
やりがい
難しいですね。。
確かにレースに勝つともちろん嬉しいですし賞金を貰えば自分にも進上金が入ります。
確かにそれもやりがいなんですが…
でもこれ、業務内容の1つなんですね。
レースに勝てる馬作り。
やって当然の事をやりがいというのはいかがなものかと。。
では、何がやりがいと言うと…
よりエレガント(笑)に勝つこと!!です。
エレガントと言うといいすぎかもしれませんが…
気性の悪い馬を、良くはならないけど少しでもマシにできるように。
あとは脚元が悪い馬を少しでも悪化させない、出来れば少しでも良化できるように…
それでいて勝ちたいです。
気性が悪くても脚元が悪くても、競馬で勝てる事は多々あります。
レース後騎手が帰ってきて、勝ったのに『気性悪いねー』とか『脚元怖いねー』とか言われて勝つより、
『いい子になったね!』とか『安心して乗れるようになったね!』って言われて勝ちたい。
これが僕のやりがいです。
さいごに
インタビューの後編では、
- 引退馬について思うこと
- 競馬ファンにひとこと
以上の内容をまとめました!
厩務員さんだからこそ、引退馬たちに対して思うこともあるようです。
そんな考え方もあるのか!と勉強になりました。
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