こんにちは!プリングルスです。
今回は母の父「サンデーサイレンス」の紹介をしていきます。
母の父「サンデーサイレンス」
サンデーサイレンスは産駒にディープインパクト、ハーツクライを始めとする優秀な競走馬を輩出しました。
種牡馬としての活躍は皆さんのご存じの通りですが、母の父としても2007年から2019年の間リーディングとして輝きました。
優秀な種牡馬故に、優秀な繫殖牝馬を多く輩出したのがこの結果に繋がっています。
特徴
芝・ダート共に活躍をしています。
産駒には豊富なスピード能力が多く受け継がれており、マイル以上の距離での活躍が特に目立ちました。
現代におけるスピード馬場もこなし、ジャパンカップをワールドレコードで走破したアーモンドアイも母の父がサンデーサイレンスです。
サンデーサイレンス系の種牡馬を迎えることができないため、多くはミスプロ系との配合が目立ちます。
芝・ダート共に好走するのはミスプロ系の父馬が多いことが理由の1つだと思います。
ニックス
母の父サンデーサイレンスの相性が良いニックス3例を紹介します。
① キングカメハメハ
主な活躍馬:ローズキングダム、ドゥラメンテ、トゥザグローリー
上記G1馬以外にも活躍馬を多数輩出しています。
芝・ダート共に活躍をします。
キングカメハメハ産駒の中でも距離の融通が利く競走馬が多く、中距離での好走が目立ちます。
今後このニックスを見ることができないのが残念ですが、好相性であったことには間違いありません。
② ロードカナロア
主な活躍馬:アーモンドアイ、ダイアトニック
最強牝馬、アーモンドアイを輩出したのがこのニックスになります。
キングカメハメハとのニックスの好相性は説明した通りですが、今後それを引き継ぐのがロードカナロアだと思います。
適性自体は父キングカメハメハの特徴から、より短距離指向にしたものになっています。
③ ハービンジャー
主な活躍馬:ペルシアンナイト、ドレッドノータス
マイルCSを優勝したペルシアンナイトを輩出したニックスになります。
主に芝での活躍が目立ちます。
マイルから中距離で好走しています。
ハービンジャー産駒の母父の中ではトップクラスに多いのがサンデーサイレンスとなります。
社台グループもそのことを見越した上での種牡馬輸入なので、好相性に疑いの余地はありません。
まとめ
- 芝、ダート問わずに活躍
- 13年間BMSリーディング
- ミスプロ系との好相性
さいごに
血統表では二代目にサンデーサイレンスがきてしまうので、どうしても父馬がその血を持たない種牡馬になってしまいます。
優秀過ぎたが故の悩みで、社台グループはかなりの試行錯誤をしたに違いないです。
もしキングカメハメハが現れなかったら、現代の日本の競馬は海外に頼り切った配合になっていたと思います。
ロードカナロア・レイデオロも直系ですし、いかにサンデーサイレンスとキングカメハメハが日本の競馬界を支えてきたかが分かります。
母の父としては数が減ってはきましたが、今後の活躍も楽しみです。
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